壊す
次のために壊す。ただし、やみくもには壊さない。より良いものにするために壊す。壊し方をを間違えると今までを無駄にし、やり直しがきかなくなる。解体はより良いものにする大工さんがやってくれます。次のイメージをしながら壊します。
生徒の皆さんをお迎えする準備は着々と進んでいます。現在約1ヶ月遅れで改修工事の様子をお伝えしているので、これからは急ピッチで仕上がっていくように見えると思いますが、今回の改修工事をプロデュースしてくださったREPLUS様をはじめ、多くの職人の皆様に感謝いたします。
元々は「保冷庫」として使用されていた部屋は、部屋中が断熱材でおおわれていました。すべての断熱材の撤去はかなりの重労働でした。
既存の土間はもともと建物があった基礎部分だったため、一度斫る必要がありました。隣地との境界に気を付けながら、地中に隠れた躯体に影響する梁を捜索中。頑丈に造られていた過去の基礎に悪戦苦闘です。
元々は3つの部屋に区切られていた倉庫部分の壁を撤去。広く使い勝手の良い倉庫になりました。
2Fの畳の間は畳と下地を剥ぎとり、コンクリートの床が見えてきました。床から先に施工されたであろう2F部分は壁との取り合い部分の解体がなかなかの曲者です。
元々は調理室として使用されていた部屋です。給排水の調整を行い、新たな部屋へと変わっていきます。
本校の学生だけでなく、地域の皆様をはじめ多くのお客様にお越しいただきたいと思っている1Fスペースです。床材を剥ぎ取り下地のコンクリートが露わになりました。壁には長年時を刻んできた大きな時計の跡がくっきりと見えます。ここからまた、新たな時間が始まります。
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